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免活【免疫力up活動】しているお父さんのFX資産運用と日々感じた事の日記
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私は現在放射線技師として勤務しております。


放射線による人体への影響が出るのは、100mSv(短期間での被ばく)から胎児の奇形などのリスクが上がることは言われています。それ以下ならば過剰な心配はないと思います。
ただこれは外部被ばくであって内部被ばくではありません。


レントゲンやCT、宇宙線、土壌から受ける自然放射線などの外部被ばくならば一時的であるため、遺伝子の修復があり回復していきます。しかし今回の問題で起きている放射性物質は一時的なものではなく続くものです。
しかも考えなくてはならないのは外部被ばくではなく内部被ばくです。


政府が発表している線量はあくまでも外部被ばくであり、内部被ばくに関しては触れていません。というより内部被ばくは誰にもわかりません。


今回国民に知れ渡ったGM管などでは内部被ばくは測定できませんし、ホールボディーカウンターで調べるにはお金がかかります。日々生活していてどのくらい外出していてどのくらい放射性物質を取りこんだなんかわかりませんし。


放射線に対する抵抗は各個人の遺伝子の修復能力、抗酸化物質量、免疫力などが関係し同じ環境でも癌などの健康障害に差が出ます。ようはなる人もいればならない人もいる。


放射線でガンになるかならないかですが、これははっきりと証明はできません。被ばくしてすぐになるわけではないのでこれが原因とはいえないので。
ただ今回の事故のようなものがあった場合集中的な場所でガンになったとすれば関与したと言えることはできると思います。


国が考えていると思うことは、今後東北で健康障害が起きたとき放射線が影響したことを認めにくいようにしたいのではないかと考えています。


ガレキを各都道府県に受け入れさせ特定の場所で健康障害が起きるのを避けたいのかと。


今ガレキを受け入れたとしても各都道府県が受け入れたとしても、成人であれば健康被害はないでしょう。やはり未成年ですよね。


しかし仮に受け入れた場所で健康障害が起きれば、特に福島に住む方に障害が起きても国は責任は取ってくれないでしょう。
ここでいう健康障害は癌とかの病気ではなく、低線量の内部被ばくを浴び続けることによる全身倦怠感ややる気がでないといった精神的なものです。外部被ばくはまったく問題ではありません。

放射性物質が付いたガレキを受け入れることは全国で低線量の内部被ばくをすることになります。


今後ガレキが全国に回り、みんなで散布している放射性物質を取りこんで、少しでもそういった健康障害が出る人が出れば、東北や私の住む茨城で「全身倦怠感が続いて仕事や勉強にならない」と言う人が出てきても、国は「放射線は関係ない。そういう人は全国にいますから。だから保障はしません」と言うのではないかと。


国は責任逃れのためにガレキを受け入れろと言っているのかとどうしても考えてしまいます。


お金に関しても、ガレキを輸送し、各県に処理施設をつくる。
ガレキの受け入れよりも、妊娠可能な女性や子供たちの受け入れが先ではないのか。


動きたくても動けない人、自分の育った場所を離れたくない人がいます。
そういった方には、現地で処理施設を作って雇用し、生活で必ず体内に入ってくる放射性物質をできるだけ速やかに排泄させるため酵素、汚染されていない食べ物の支給で免疫力を高めさせ、一時的でもいいから県外に出し体内に取り込む時間を失くす。


そういうお金の使い方もあるのではと。


放射線防護の原則として、距離(より遠くへ)、時間(時間が経てば減衰)、遮蔽(漏えいさせない)があります。
今回ガレキを受け入れさせるという事は、この中の遮蔽に反すると思っています。


私が今の状況でガレキ受入れに賛成しないのは、賛成すれば放射線防護をしてきた今までがなんだったのか、この原則の存在意義はなんなのかわからなくなってしまいます。
線量が高い低いではないのです。無駄な被ばくは避けなければならないし、放射性物質は拡散はしてはいけないのです。


放射線を扱うものとして、この3原則は守らなければならずこれに反する行為には賛成できません。


継続的な低線量被ばくによる健康障害を出さないためにも、国や自治体はガレキ受入れにお金をかけるのではなく、放射線で苦しんでいる現地の方には免疫力を高めるサポートをしてほしいと思います。


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