免活お父さん

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　7日の東京外国為替市場のドルの対円相場（気配値）は、午後に入ってからは積極的な取引が見られず、1ドル＝76円台後半でもみ合った。午後5時現在は76円63〜64銭と前日（午後5時、76円60〜60銭）比03銭の小幅ドル高・円安。
　朝方に財務省が発表した昨年10〜12月の為替介入実績では、11月1〜4日に計約1兆円の「覆面介入」が行われていたことが確認されたが、「かなり前から実施の可能性が指摘されており、驚きはなかった」（大手外銀）として、相場への影響は乏しかった。
　その後は実需筋などのドル買いがやや優勢となり、昼すぎにはオーストラリア準備銀行（RBA、中央銀行）が金利の据え置きを発表したことを受けて豪ドル高・円安が加速したため、つれてドル円もやや強含む局面があった。
　ただ、「欧州債務問題を背景に米国債が買われ長期金利が低下しているため、引き続きドルは対円で買われにくい」（同）との見方が根強く、ドル買いの動きは長続きしなかった。
　ユーロは対円、対ドルでやや買い戻される展開。午後遅くには上昇が加速した。「日中高値を上抜いたことでストップロスの買いが強まった」（証券会社）とされている。
　ギリシャの債務削減交渉の期限とされる2月中旬が目前に迫っているが、「最終的には合意に至ると楽観する市場参加者が多い」（FX業者）という。その一方で、「ギリシャ情勢をめぐって要人発言に振り回されることへの疲れから、結果が出るまで静観しようというムードも強い」（外為アナリスト）という。
　午後5時現在は1ユーロ＝100円75〜77銭（前日午後5時、100円28〜30銭）、対ドルで1．3148〜3149ドル（同1．3092〜3093ドル）。（了）



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000038-jijc-brf
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